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「続・アカスリ半田劇場」 連載第1回

「続・アカスリ半田劇場」スポーツニッポン(朝刊) 2014年07月09日

  続・アカスリ半田劇場第1回記事

©2014スポーツニッポン新聞社

 あの「アカスリ半田劇場!」が帰ってきた!シニアゴルフやボウリングなど多くのスポーツ大会に協賛する「ISPS」会長、半田晴久氏(63)の素顔に迫った連載は昨年大好評。そこで「続あかすり半田劇場」としてここにスタート。スポーツを通じた社会貢献をはじめ、オペラ歌手、画家、書家、能楽師などとしても精力的に活動、想像を超えるマルチな才能の持ち主である同氏に迫る。


「日本のブラインドゴルフの父」

 使命は2020年パラリンピックの正式種目にすること


スポーツを通じて社会貢献

 半田氏は「日本のブラインドゴルフの父」として知られる。視覚障がい者によるゴルフはベトナム戦争で負傷した米軍人のメンタルリカバリーのために始まったもの。現在は、英語圏だけでなく、世界的に活動が広がっている。
「37歳でゴルフを始めた」という半田氏。同時期にオーストラリア・パースで視覚障がい者ロン・アンダーソン氏と出会い、ブラインドゴルフを知った。「一緒にゴルフをしたが、底抜けに明るい性格と、ゴルフを楽しむ優れたプレーに感動した。スポーツの力を最初に実感した瞬間だった」
 日本初のブラインドゴルフ倶楽部(現NPO法人日本ブラインドゴルフ振興協会)を設立したことをきっかけに、スポーツを通じた社会貢献をするようになる。現在、国際スポーツ振興協会(ISPS)の会長としてブラインドゴルフ大会などを主催、協賛している。
「ISPSは視覚障がい者ゴルフの認知度を高めるため、全世界でゴルフを長い間支えてきました。2020年の東京五輪も決定した。私たちの大きな使命は、ゴルフを2020年パラリンピックの正式種目にすること」と半田氏。「日本のブラインドゴルフの父」は、プロアマ戦では必ずブラインドゴルファーを招待し、トップシニアらと交流する機会をつくっている。

 半田 晴久(はんだ・はるひさ)1951年(昭和26)3月18日、兵庫県西宮市生まれ。県立鳴尾高、同志社大経済学部、武蔵野音大特修科卒。その後、オーストラリアでMA、中国の清華大、浙江大でPh.Dの学位を取得。ゴルフやボウリングなど多くのスポーツ大会に協賛する「ISPS」会長。オペラ歌手、画家、書家、能楽師などとしてマルチな才能を発揮。「強運」(たちばな出版)など著書は270冊を超える。


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